知っておきたい金融基礎用語、元金について

銀行や信販会社、消費者金融などからお金を借りたときに、契約書を見ると「元金」と書かれています。

元金とは、借入れた金額のことで利息を含んでいない額のことです。

一般的に、預貯金はお金を預け入れしている銀行が倒産しない限り、元金は保証されます。

しかし、株や債券、投資信託などは市場の動向によっては購入時の額よりも下回ってしまうことがあり、預貯金のように保証されるわけではありません。

お金を借りたときは、この元金をいかに早く減らすかがポイントになります。

早く減らす方法はいくつかありますが、一つ目は繰り上げ返済をすることです。

繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、資金に余裕があるときに追加で返済することです。

繰り上げ返済は、元金をダイレクトに減らすため、繰り上げした分の利息を減らすことができます。

特に消費者金融で借入れをしている場合、金利が高く設定されているため、多くの利息を支払うことになります。

できる範囲で繰り上げ返済をすることで大幅に返済の負担を減らすことができます。

二つ目は、借金を整理してしまうことです。

任意整理は、多重債務に陥っている場合に特におすすめです。

任意整理とは、弁護士や司法書士などの専門家に依頼して、貸金業者と交渉してもらい、借金を返済しやすい状態に整理してもらうことです。

最近よくテレビコマーシャルで見かける「過払い金整理」も、借金整理の一種です。

返済しやすい状態に変えてもらうことで、場合によっては元金は大幅に減ることがあります。

完全に借金がなくなるわけではないので、返済し続けなければいけませんが、元金が減っているため、月々の支払いがかなり楽になります。

ただし、借金を整理してもらうと、信用情報機関に記録されてしまうため、しばらくは新たなキャッシングやクレジットカード契約ができないなどのデメリットもあります。

借入れをしてしまったら、元金をできるだけ早く減らせるように努力することが大切です。